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最新版 白ゼロサッヴァーク†

こんばんは、ルゥです。

先日行われた北東北エリア予選で使用した白ゼロサッヴァーク†について解説していきたいと思います。

 

 

もくじ

  1. デッキリスト
  2. カード解説
  3. デッキ解説
  4. 各対面へのプレイ
  5. 最後に

 

 

 

1.デッキリスト


f:id:Rue1dm:20181118234231j:image

 

44444444332の40枚です。

超次元にはブラフとして六剣ロールを4枚入れました。

 

裁きの紋章:26枚

裁キZ:18枚

白:29枚

 

2.カード解説

煌世主サッヴァーク† x4

フィニッシャー。2ブロックにおいて最上級のパワーを持ち、表向きの盾を裏返すだけで出てくるブロッカー。

一度着地すると完全除去耐性があるため場持ちはデュエルマスターズ史上No.1。これ一枚で3回殴って終わる対面もあります。

超強力なフィニッシャーである代わりに早く着地させようとすると裁キZの枚数を増やす必要がある=裁きの紋章の枚数が必要、ということでデッキのほとんどを裁きの紋章で構成するためこれ以外のフィニッシャーは取らず最大枚数の4枚採用。


サッヴァークDG x4

ドローソース兼展開役。

殴ってこない対面、殴らないで貯めるプレイを取られたときに煌世主を着地させる札。

煌世主の踏み倒し効果は「自分のシールド」だけで、完全除去耐性も「自分のシールド」だけですが、このクリーチャーの踏み倒し効果は「お互いのシールド」なので相手の盾に3枚あれば踏み倒すことができます。


戦慄のプレリュード x3

サッヴァークDGに対応し、4tDGを可能にするカード。環境に殴ってくるデッキが多く、自分から動く必要がない対面が多いため1枠譲りました。

早いデッキへのカウンターとしてはこのカードよりも裁キZ連打からの煌世主のほうが効果的であるため裁きの紋章ではないこのカードは自然と抜けていきました。


奇石ミクセル/ジャミングチャフ x3

このデッキにおいてのこのカードは、主にジャミングチャフであり、堅珠ノ正裁Zの5枚目以降として採用しました。

九州予選や各地のCSを制した赤青覇道に対して有効な堅珠やミクセルを7枚採用することによって安定した勝率を出せるようになりました。

しかし前述の通り、早いデッキには裁キZによるカウンターを狙っていくため裁きの紋章ではないこのカードは邪魔にしかならずなるべく引きたくないため堅珠4ミクセル3の採用としました。

なら0でもいいんじゃないかと思ったんですがそうなるとサソリムカデループやミラーなどの呪文を止めて殴りたい対面が厳しくなり、ジャミングチャフが必要になったため最後に引ければいい3枚の採用としました。


憤怒スル破面ノ裁キ x4

手札交換の裁きの紋章。裁キZもついておらず手札交換するだけの紋章ですがそれだけで十分です。

盾に置いておけば手札を減らさずに煌世主のカウンターにも使え、裁キZの種にも使えるのであらゆる対面で使います。

憤怒→転生から裁キZ2枚で最速3tで表の盾を3枚にすることができます。

赤青バスターのグレンニャーだと思ってください。


堅珠ノ正裁Z x4

GP優勝の構築にはなかったカード。

ミクセルの効果を相手プレイヤーに付与します。

最初はミクセルの5枚目以降ということで44の8枚採用していたんですが紋章であることのメリットが大きく、刻鳥を採用する際にミクセル3堅珠4となりました。

2t目に打てる紋章が増えたので裁キZ2枚+手打ちで3枚を達成することが多くなりました。

このデッキでは裁きの紋章であるだけで強いので一度使ってみてほしいと思います。


転生ノ正裁Z x4

最強カード。

集結ノ正裁Zの登場により、ドローソース、除去札、牽制札、単純な盾回収、と幅広い役割が持てるようになりました。

憤怒→転生と動くことで裁キZを2枚使えるので前半からアグレッシブに動くことができます。

打つ度に盾が減りますが最後に5枚増やせるのでほとんど気になりませんでした。


集結ノ正裁Z x4

ドローソース。

剣参と違い、

・手札が増える

・裁キZ

ので殴ってくる対面に手札を増やしながら表の盾を作れるため非常に高い勝率を出せるようになりました。

転生2枚と合わせて無限のドローソースにもなりますが打ち過ぎると余裕で山札がなくなるので必要なカードを見つけたらそこで止まります。


魂穿ツ煌世ノ正裁Z x4

除去札。

裁キZのため、先攻ニクジール轟轟轟などにも対応しつつ表の盾をためることができます。

赤単轟轟轟や赤白轟轟轟に対してはこのカードを引いた数だけ有利になり、引けないとかなり渋いです。

赤青覇道にはほとんど使えない(オニカマスは選べず、覇道は対象外)のが欠点ではありますがそこは堅珠で克服していたため気になりませんでした。


天ニ煌メク龍終ノ裁キ x4

最高なカード。

たしかアニメだと煌龍サッヴァークが5回攻撃して最後にタイムストップン踏んで返しにジョリーザジョニージョジョジョマキシマムで5回どつかれて負けてました。

煌龍だと3枚ないとジャスキルできなかったですがドラゴンTブレイカーによって2枚でジャスキルできるようになり非常にパワーのあるカードになったと思います。

このデッキの最終目標。


刻鳥ノ正裁Z x2

最後に入ったカード。

赤単轟轟轟に負け越したため、隻眼か刻鳥を入れようという発想になったんですが、隻眼は盾にないと仕事をせず、裁キZの枚数を多くとるため刻鳥の採用となりました。

裁きの紋章を多く取っているため打てなくて困るといったことはほとんどありませんでした。

 

 

 

3.デッキ経緯

このデッキを組む際に想定した環境は、

赤青覇道、各種轟轟轟

が上位にいつつ、

チェンジザ覇道、ジョーカーズ、デスザーク

が中位に存在するかなり前のめりな環境と考えていました。

 

そこで赤青覇道と轟轟轟に有利のつく白ゼロサッヴァークを使うことに決めました。

 

基盤はGP7thを優勝、準優勝されたものを使用させていただきました。

 

そこから、赤青覇道や轟轟轟に確実に勝つ(9割以上)ため、それらに非常に刺さるミクセルを増やそうということで堅珠を4枚採用。

 

また、直前に発売のデッキからは集結ノ正裁Zを4枚採用。

 

これにより裁キZの枚数が煌世4集結4転生4堅珠4の16枚となりました。

 

この後、赤単轟轟轟に負け越したため裁キZの枚数を増やし非紋章を減らすため、ミクセルとプレリュードが1枚ずつ抜き刻鳥が2枚入り現在の構築になりました。

 

 

 

4.各対面へのプレイ

・赤青覇道

ミクセル、堅珠でひたすら引っ張る。

この対面に理解のある人はオニカマスで表の紋章を殴ってくるので裁キZで表の盾を増やしていきます。

 

他の覇道系統にも共通して言えることとして、ビックバンフレアのバトルが強制なので盤面に煌世主サッヴァーク1体だけだと覇道が着地しないということがあります。

そのため、煌世主を着地させてからは隣にクリーチャーを出してターンエンドということはないように意識します。

DGはターン終了時に爆発できますがそれもクロックでタイミングが飛ぶので危険です。絶対に隣にクリーチャーは出しません。

 

殴りだすタイミングは、煌世主を着地させてすぐで問題ありません。

龍終2枚でのジャスキルは当然狙いますがシールドを割りきると煌世が使えなくなるのでリスクがあります。

そこで堅珠を打ってから殴ると覇道、轟轟轟のどちらも着地しなくなる(マナブーストがないため7マナすら到達しない)ため龍終がないときでも3点殴ります。

ミクセルはGWDや吸い込むで退かされるので信用できません。

 

表の盾は必ず3枚以上をキープします。

ドラゴンTブレイクは表の盾が足りてる場合はすべて裏で追加して轟轟轟やゴルドーザによる単純な打点のキルを阻止します。

 

 

・赤単轟轟轟

先攻ならミクセルや堅珠で引っ張る、後攻なら裁キZを引いた数だけ有利(=引けてない数だけ不利)となります。

轟轟轟が着地する前にミクセルや堅珠が打てれば安心できますが2tで手札を使いきる動きが簡単なデッキなので先攻を取られると若干渋くなります。

 

殴られた際に手札に、煌世0で不利、煌世1で有利、煌世2でガン有利、それ以上で勝利、といった感じで煌世を引いた数だけ有利になります。

煌世を捨てて煌世を打つかも迷いますが結論として打ったほうが勝率は高いです。

 

また、4t目(DG着地)までの時間稼ぎとしては1,2tでいいので刻鳥でも十分です。

 

裁キZ2枚+2t目の紋章で表の盾を3枚作り煌世主の着地を目指します

 

この対面で煌世主を退かす手段が主にサイコロプスしかないため、相手の構築が分かっている、またはどうしても仕方がないときは表の盾をキープできなくても出します。

例えば自分の盾0、相手の表盾3でDGなど。

 

龍終2枚のジャスキルを止める手段がないので揃ったらすぐに殴ります。

龍終が1枚以下の場合、堅珠を打ってあっても細かいSAで打点を作られることがあるので相手のマナと手札をよく見てから殴ります。

 

・赤白轟轟轟

基本的には赤単と同じですが2t目に手札を使いきる動きがヘブンズフォースくらいしかなく、素でSAのクリーチャーも少ないため赤単よりも若干有利になります。

 

オーリリアを採用している場合は多少苦しくなりますが煌世で処理はできるため詰みということではなかったです。

堅珠を採用している場合は表の盾を裏返して煌世主を出すと下に行ってしまうことが多いので気を付けましょう。

 

 

・チェンジザ覇道

こちらも赤青覇道と同じくビックバンフレアから走るタイプではありますがオニカマスが採用されづらいことや速度が遅いこともあり、DGからの煌世主起きが非常に刺さります。

ただマナブーストがあるため覇道の召喚が間に合うことが多く、走ってきても大丈夫なように準備をしつつ煌世主の着地を目指します。

具体的には、

 

・表の盾6枚以上

(煌世主着地用3枚、完全除去耐性用3枚)

 

・そもそものシールドの量を増やす

(覇道は2打点、最大4枚採用なので合計8打点)

 

です。

 

この対面には龍終2枚のジャスキルを止めるクロックがあるので、有効な堅珠込みで盾を割り切るか、3点入れて裏の盾を増やして終了か、盤面に応じて考えます。

 

表の盾は必ず3枚をキープするようにしましょう。

 

・ジョーカーズ

ミクセルや堅珠は刺さるタイミングのみ使い、手札の量をキープ。

 

この対面のキーポイントは、

・煌世主とジョラゴンのどちらが先に着地するか

です。

 

単純に考えればジョラゴンが早いですが、転生からの煌世やミクセル、堅珠によりDGが先に着地することも多々あります。

 

先に煌世主を着地させ、堅珠が有効だった場合(返しのターンにジョラゴンが出てこなかった)、龍終2枚でのジャスキルを狙います。

この場合もSMAPONのSSTやジョバートデルーノで耐えられ、返しにジャスキルを狙われるリスクがあります。

このリスクは軽減できないものなので臆せず殴りましょう。

SSTマッポンからジョラゴンマンハッタンでのキルを狙われると煌世主を何枚抱えているかの勝負になります。

 

先にジョラゴンマンハッタンが殴ってきた場合、マンハッタン3点で絶対に煌世をジョラゴンに当ててください。当てられない場合盾が割り切られるためかなり渋いです。

そこで煌世主があってもワイルドシールドクライマックスの裏目があるためリスクが大きいです。

 

 

・デスザーク

最速煌世主着地を目指します。

表の盾が3枚ない状態での着地は崩されたときにどうしようもなさすぎるので絶対に避けたいです。

最速着地が出来なかった場合は煌世や転生で盤面を荒らしに行きます。

DGを着地させておけば転生からワンチャン作れることもあるので煌世主がなくても着地させておきます。

 

 

5.最後に

すべての対面において、デッキとして気を付けることを書いておきます。

 

・残りの山札の枚数

煌世主のドラゴンTブレイカーはブレイクする時にシールドを増やすので、つまり相手のシールドの数だけ山札が減ります。

集結転生転生で無限にドローできるからといって無限に引いていると山札がなくなります、必要なカードを引いたらそこで止めましょう。

 

・盾を割り切るかどうか

相手の盾がないと煌世が使えないので刻鳥と煌世主しか防御札がなくなります。割り切るか2tかけるかは必ず考えてください。

 

・紋章を重ねて置くか

基本的に重ねて置いたほうが転生のリターンが大きいので重ねます。

が、重ねない場合もあります。

重ねないメリットとして、1点で刻まれても即裁キZを使える点があります。すべての盾に紋章を重ねて置けばどの盾を割っても煌世が飛んで来るリスクがあり、非常に殴りづらくなります。

 

長くなりましたが以上で白ゼロサッヴァークの解説を終わります。

初めてのエリア予選で4-2予選落ちという不甲斐ない結果になり、このもやもやした気分を晴らすところももうないという初めての体験をしました。

この記事を見てくれた誰かが他の地方予選でこのデッキを使ってあげてくれたなら嬉しく思います。

来年こそ全国へ。